「人の心が分かるとしたら…どう思う?」。女子大生・中村初美は同級生・安井優吾の愛撫を受けながらそう尋ねる。心が読めるのかと尋ねる優吾。「じゃあ、言うよ。優吾は…」と口を開きかけた初美。と、優吾が突然「チクショウ!」と叫ぶ。目を覚ます初美。上記のやりとりは全て夢だった。「願望、反映されすぎ」とひとり呟く優吾。 初美は大学の料理サークル(実質はインスタントラーメン研究会)に入っている。メンバーは玉名藍、吉本美波、桑島道隆、そして安井優吾の五人。が、優吾は少し前から学校に来なくなっていた。優吾のアパートの前に佇んでいる初美。初美は優吾に恋心を抱いていた。初美の回想。優吾と部室の掃除をしていた初美。「あの…その服」「いつもとちょっと違って、いいね」と話しかける初美。すると、優吾の姿が一瞬おぼろげになり、「チクショウ!」という声が聞こえる。答えずに出ていく優吾。呆然とする初美。それ以降、優吾は学校に来なくなったのだ。●恋も愛もエッチなことに繋がっています ●口で言えなくても、 おクチでできることあるよ
を見る。柿沼の顔は右半分がマスクに隠されている。 里美「ねえ、勘弁してよ」 柿沼「どういうことだ?」 里美「わたしやお姉ちゃんをだまして」 柿沼、里美を睨みつけると里美の力がわなわなと抜けていく。 倉橋家。ちなみとかおりがいて二人ですき焼きを食べているとガタンと音がして、ボロボロになった里美が入って来る。 ●感じるな! いや感じろ! ●霊的乳爆(チボウ)遊戯!!
アパートの共同スペース。住民・村田吾郎、大家の桑山妙子の視線をかいくぐり、他の部屋の住民・山田のもとへ。家賃を稼ぐため、山田に御影石を売ろうとする吾郎。拒絶された吾郎、妙子の部屋に。家賃の支払い延期を頼み込むが、拒絶され、妙子に夜逃げを宣言する。 留守の吾郎の部屋に、新山千尋と男が入って来る。出会い系アプリで出会ったふたりは、早速情事を行う。事後、千尋にまた会いたいと頼む男。ここに残ればいいと千尋。「ネットで知り合って、家来ていいっていうから来て、そしたら全然返してくれない」からそのままこのアパートに暮らしているのだと千尋。男、肝を冷やした様子で約束の金を払い、そそくさと出ていく。すると、吾郎が「お前、ひとのこと、誘拐○みたいにいうなよ」とベランダから入って来る。吾郎は、千尋に売春をさせ、その金で暮らしているのだ。●恐怖! みんなで入ろうスケベ物件 ●赤と闇が狂わせる、 ひとときの快楽…
・浜崎智樹が首を吊るための木を探している。ロープに首をかけ、命を絶とうとしたその時、作業服姿の山田道子が放尿しているのを目撃する智樹。思わず手を止め、じっと見ていると、バランスを崩して脚立から足を踏み外す。道子、智樹と目が合う。何か言い訳をしようとする智樹。「見つからないようにやってくれない? めんどくさいから」と、来た道を引き返していく道子。智樹、道子の後をついていく。 道子と智樹、伐採作業中の現場に到着。智樹、職人たちの作業を眺めていると、雑用を頼まれるようになる。「林業っていうのはな、日本で一番死亡事故が多い仕事なんだ」「自分でわざわざ死ななくても、うまくいきゃそのうち勝手に死ねるぞ」とベテランの職人・佐久間に説得され、職人・五十嵐の家に居候することになる智樹。五十嵐は妻・恵理子と暮らしており、夜中になると智樹の部屋の隣で激しく愛を交わす。困惑する智樹。
とあるオフィス。詐欺師・緒方良蔵とそのパートナー・黒崎蓮が、プロダクション社長・伊村元子が売り込みにきた楽曲を聴いている。蓮たちは、映画宣伝配給会社を騙り、楽曲を起用する代わりに、制作費を詐取しようとしているのだ。蓮と緒方には肉体関係があり、伊村を騙す計画に手ごたえを感じ、激しく愛し合う蓮たち。 蓮と緒方は、古馴染みの解体屋・藁藤に呼び出される。藁藤は妻・真紀が浮気をしているか心配し、緒方に調査を依頼する。
花火の下の原っぱ。マコトとシュウヘイが対峙している。学園祭ライブの打ち上げの夜。二人の間にはユミの姿。ユミにそれぞれ告白するマコトとシュウヘイ。マコトを選んだユミ。その晩、アパートで愛し合う二人。バンドマンのマコトは、二人の愛を言祝ぐ歌を熱唱する。花火が終わった空に中秋の名月。二人は月にまで祝福されていたのだ。半年後、浮気がバレたマコト。辛うじて許される。二人は性の相性が良く、全ては順調であった。が、ユミはマコトと結婚の必要性を感じておらず、『ねえ、お互いほかのヒトと結婚してもさ、時々逢って浮気しようね』とユミ。 ●揉んでも揉んでも、まだ藻みたい! ●月の光が女を妖艶にするのだった
ガード下に、薄汚れた中年ホームレスの女・容子がいる。小脇に人形を抱え、訳の分からない言葉を紡ぐ彼女の前を通り掛かる、風俗嬢・愛未。暫く無言のまま見つめていた彼女だが、やがて飽きたように去っていく。 愛未が働くソープランドの一室。サラリーマン風の男をローションプレイでもてなした後、背面騎乗位で腰を振る…その顔は無表情だった。●時空のワレメにハマって… ●持ち帰って、くれますか…?
萬芸能事務所。ダンスと格闘技に精通する女、山口裕子が来る。事務所の社長・ 萬 万作、その内縁の妻・殿岡初枝がいる。裕子はギャラを貰いに来たようだ。裕子はお金を貯めてロスにダンス留学をするのが目標であり、倉庫のアルバイトも続けている。裕子が帰った後、萬は裕子の「エロい写真」をみながら興奮し、初枝と愛し合う。●アソコで踊れ! ●わたしと激しいダンスをしようよ
不動産会社の事務員・叶章子は、定時になると真っ先に仕事を終えて帰宅する、単調な日々を過ごしている。そんな章子の唯一の楽しみは、定期的に参加する文学フリマで、自分の小説を発表することだった。時折、小説の主人公を相手にして、オナニーに耽り、自分の恋愛感情を満たしていた。 章子の会社の社長・藤山正彦は元国語の教師だったが、親の死後、会社を継いだ。章子の小説を応援している。経営は苦しく、二人目の元妻が残した借金の返済を、最初の妻・高子に頼み込むありさまであった。
スミレは結婚三年目の主婦。夫・圭一は年上で、スミレの死んだ父・健吾の元部下だった。圭一は健吾の経営する会社で片腕として働いて来た健吾の一番信頼できる部下で、後継者に、そしてスミレとの結婚を望んでいた。 圭一は仕事が出来る男だが、自分の事には受け身で、頼まれると嫌と言えない性格だ。周りから見れば女にモテる男のように見えるが、決して自分から求める事はなく、言い寄られると受け入れてしまう為、女関係が盛んに見えるのだ。 スミレとの結婚も、健吾の頼みなので受け入れた。わがままなスミレも、健吾の言う事だけはよく聞く娘だったので承諾したのだ。
就活がうまく行かない池田輝雄は、彼女の発案により《自分レンタル》を始めた。それが中々の評判となり、彼なり充実した日々を送っていた。 そんな時、青森の実家で暮らす母・貴子から、父・正勝が腰を痛めた為、農作業を手伝って欲しいと連絡が来た。久し振りの帰省となる輝雄は、地元で何か良い事があるかも…と少しばかりの期待を胸に抱く。 ●ずっと待ってた、めっちゃ勃ってた… ●数え切れないエッチな思い出
地味な私鉄沿線・某駅アパート。そこに暮らす中年男・ヒロシと若い女・ひなこ。隣の部屋からは、若いカップル・メイサとナオキの営みが、あられもない音声となって響いてくる。そんな声も気にせず、ヒロシからの連絡を心待ちに、目の前のスマホを見つめるひなこ。 以前は会社役員で既婚者だったヒロシは、家庭も仕事も上手く行き羽振りも良かった。だが、その一一方で小説家になりたいという彼の願望は報われずにいた。そんな中、新入社員・ひなこに手を出すヒロシ。 世間知らずな彼女にSMを仕込み、その写真をネット上にアップしていたヒロシは、それが発端で妻のミヨに浮気がばれ離婚になると、その慰謝料支払いで会社の金を使い込み、自主退社となり自己破産した。●ご主人様の命令は絶対なのです! ●かわいい子には旅をさせよ!
伊豆高原駅。大学院生・武石和生が出て来る。母親の四十九日が終わり、冬休みを別荘で過ごす予定なのだ。別荘番の山田武・小川佳代が玄関先で和生を暖かく迎える。夜。散歩に出かけた和生。散歩から戻って来ると、まだ灯りが付いた部屋があることに気がつく。部屋を覗くと、佳代と武が愛し合っている。童貞である和生の度肝を抜くには十分な光景だ。すると、小さな羽虫が和生の鼻の穴に、飛び込み途方もないくしゃみをする和生。途端に、中の灯りがふっと消え、何も音もしなくなる。部屋に戻り、悶々とする和生。
中岡雅夫と康子の夫婦生活はマンネリ化していた。まったく盛り上がることのないセックス。○○○○ストアの仕事もやる気がでない雅夫。蒸発者が増えているというニュースを観て、自分も消えてしまおうかと考える。 ある日、雅夫が街を歩いていると、高校時代の初恋の相手、キリエによく似た女を見かける。夜、キリエとセックスする夢をみて射精してしまう雅夫。再び街でキリエに似た女を見つけ、後を追う雅夫。●一緒にエッチなこと、しよ! ●あなたの欲望が叶う場所
近未来の街並み。 ロボットやAIを駆使し、人間が王様のような生活をする時代の話し。 『お見合いシェアハウス』というイベント目的に、足取り軽くやって来た八雲花恋。令和クラシックの一軒家の中には、スーツ姿の男・桐島平太の姿があった。 ホログラムで現れたイベントの主催者・草壁冴子は、人工知能が単純労働を代行する世界に真実の愛があるのか…そんな疑問から企画したと述べる。 花恋のイベント参加理由 ―― それは他にもあった。 ●あなたはわたしの虜にな~る~ ●濡れそぼるカレンなつぼみ
喫茶店。恋人と別れ話の最中のミユキ。浮気相手を本気で好きになってしまったという恋人の話を、上の空で聞いている。カウンター席にふと目を遣るミユキ。中年カップルの男が女の口の中をスプーンでかき混ぜている。次第に行為がエスカレートし、人目を憚らずに喘ぎ声をあげる女。ミユキ、その様子を見てクスッと笑う。 ●おっさんとわたしの出会いは運命だった ●最後の一滴まで搾り取ってあげる
業務上横領罪で全国指名手配中の男・永浦道哉は、広瀬という偽名を用いて工場勤務を始めた。永浦は以前勤めていた会社の金を横領し、同僚の水谷沙希に貢いでいた。が、実は沙希は永浦の部下・杉田と肉体関係を持っていた。永浦はカモにされていたのだ。回想。とあるホテル。沙希と杉田が愛し合っている。突然、永浦が包丁を持って突入。包丁を構え、杉田に突進する永浦――。 現在。工場の従業員たちが利用する送迎バスの駐車場があるコンビニ。ある夜、そこに勤める女・高梨玲子が自転車に乗っていると、怒声が聞こえて来る。工場をクビになった男が逆恨みで永浦をリンチしていたのだ。咄嗟に機転を利かせた玲子、警察を呼ぶふりをする。慌てて逃げていく男。玲子、永浦を彼の自宅まで連れていく。 ●狂おしいほど、乱れたい… ●おとなしい女だったが、 肌も白く、乳房も大きく…
保険会社員・江口輝久の妻・春美は、平穏な日々を過ごしていた。会社での評価も高い夫は近々、課長代理へ昇進の話もあり、彼女には未来が明るく見えた。 幸せを噛み締めながら輝久とセックスするが、ふと悲惨な事件で命を落とした、かつての恋人・日夏優の顔が脳裏をよぎるのを止めることが出来ないでいる。 朝、ゴミ捨て場を訪れた晴美は、最近引っ越して来たばかりの日夏亜子に、ゴミの分別の怠りを注意する。亜子は言葉では謝ったが、晴美の後ろ姿を眼光鋭く睨みつけた。 ○○養護施設で共に育った友人・浅井奏と買い物の後にお茶をした春美が帰る頃には、外は暗くなっていた。その帰宅途中、彼女は優にそっくりの男・日夏烈に出会う。烈は唐突に春美の唇を奪い、去っていった。
宇宙空間から、何かが地球へ向かってくる。 アイドルファンの青年・野々村タダシ。ある日、タダシの住むタワーマンションに暗黒寺拳とミツコ夫婦が引っ越してくる。タダシは、好きなアイドル=ミシェルと同じ顔をしている彼女に驚く。 その夜。寝室で暗黒寺の激しい愛撫に喘ぎ声を漏らすミツコ。それとほぼ同時刻、壁のポスターに貼られたミシェルに思いを馳せ、オナニーするタダシがいた。 思い思いの夜を過ごす中、突如、天空から激しい轟音を立てながら閃光が落ち、タワマンは光に包まれ、驚く住人達。 停電の影響を受け、地下室へと理事長が確認に訪れると、そこには異形のモノが存在していた。響く悲鳴…。 翌日。マンション近くで爆乳(ちち)の谷間を露わにし、セクシーな服を着た氷川冴子が歩いて来る。エアロビ教室を開くのだとチラシをばら撒いていたのだ。●恥丘が危ない! ●淫乱光線発射!
れている。彼女にゾッコンの小島は、夫との別れをけしかける。その様子を、五平は入り口から覗いている。 二人の行為は大胆極まりなく、五平は唇を噛み締め覗き続けた。そして、初子が絶頂に達した時。勢いで靴が外へ飛び出し顔に直撃。痛みで大声を発し転げていると、驚いてドアを開けた二人が目の前に…。あまりのバツの悪さに、五平は謝りながら逃げ去ってしまう。 近くの土手に着いた五平は、草むらで用を足すストリッパー・リリーに釘付けだ。思わず彼女に襲いかかるが、モーレツな罵声が飛んできて、彼はまたもや逃げる。 ●みんなまとめてやっちゃおう! ●モテる男は毎晩ベッドで女を濡らす
め合う大学生・菅原正樹と、年上のライター・原田祐里香。ドア横の小窓から、愛欲に耽る2人を覗く部屋の住人・滝沢海斗。彼は祐里香に好意を抱いていた。3人に加え、超常現象に関心を持つ石橋悠介の4名は、微妙な力関係で結ばれ、青春時代を過ごしていた。 このアパートを探した正樹は、安すぎる部屋には絶対何かあるものだと茶化し、夕方には祐里香と帰った。夜になると悠介が、片付けは済んだかと電話をかけてきた。彼もまた事故物件がどうのと言出すが、彼は正樹とは違い、純粋に海斗を心配しての事だ。 ●巨乳が多くてエロ良い会社! ●セクハラ課長の大好物、 むっちり社員がやってきた!
彩加と二人で暮らし。ある日、事務所に一通の手紙が届く。差出人は大学時代の同級生・杉山大輝。長らく連絡のなかった友人だった。 大学時代、落とし物を切欠に同じ大学の友人となった蓮と大輝。二人は同じく同級生の彩加を、どちらが先に落とすか賭けを行う。その際、大輝は『紳士協定』を結ぼうと提案。アタックするのは自由だが、必ず相手に申告し、フェアに戦うという事だった。女はみんな、顔で笑ってお股で泣いて…誰にも言えないあやまち、 知られたらたちまち壊れてしまいそうで…
宇宙の彼方、第四惑星。地球とそっくりなその星では、人間とロボットが共存していた。しかし宇宙人の侵略により、を開始し、もともと人類の性処理の為に開発されたアンドロイド=セクサロイドが一斉に蜂起し、宇宙人と戦っていた。 セクサロイドを修繕する『ロボット病院』に配属された新人ナース・さくらが施設に向かう道中、上空からパラシュートが落ちて来た。這い出て来たのは、手負いのセクサロイド・カルロス。すると突然、やらせてくれと、さくらに襲い掛かるも、彼女に蹴り飛ばされ意識を失う。 セクサロイドの彼らの特徴は、女性との性行為で一時的に体力を回復する仕様である。さくらは彼を支え、病院代わりの洋館へ連れていく。病棟には寿命が目前に迫ったセクサロイド達が横たわり、女を求めて喘いでいる 涙を拭いて、潮を吹く… ●セックスは戦争だ!
夜。娼婦マリは、道行く男らを勧誘する。優しい笑顔を向けたり、挑発的に体をアピールしてみたり…。しかし、思うように引っ掛かってくれる相手はいなかった。獲物に逃げられムシャクシャする彼女の元に、白塗りのサンドイッチマン風の男が近寄り、風船を手渡し去っていった。 風船と共に歩くマリ。すると今度は、《反ダッチワイフのアンドロイド化》の署名運動をする者に用紙を差し出される。マリは思わず受け取ったペンで、「バカ」と、風船に大きく書き、宙に飛ばした
頃。アパート住まいの新婚間もない鴨田千景と夫・龍平は、食事の事で些細な口論となるが、夜になればセックスで仲直り。二人はそれぞれ、新元号への思いに馳せる。 龍平は、元号発表の瞬間に発射しようと躍起になり、そんな○○じみた龍平に呆れつつ、千景はこれから始まる平成に向け、平穏ながらも幸せな未来を思い描いた。 二人が仲睦まじく体を重ねる度、隣人のフリーター・戸沢正太はいつも悶々としていた。童貞の彼は、如何にして《脱・童貞》するかで頭がいっぱい。脳内で振り返る彼の過去は、あれこれと言い訳をつけてみても、結局は自分が女性に対して肝っ玉が据わっていないのが原因だ。●今も昔もキモチイイ ●いんらん自慢、大盛りツユダク
民宿を男手一つで切り盛りしている雲田雄太。晴れた日、彼はのんびりと釣りをしていた。そこへ、かつて民宿の近くで食堂を経営していた鉄川哲男がやって来て、他愛のない話しを始める。 民宿の客室に、表野六児と米川葵の姿がある。葵は元々、都会からこの土地の風俗店に流れてきたのだが、店の連中と反があわなかった。そこで雄太に交渉し、援交という体で客を取っていた。本日その相手が六児で、彼はあたかも長い別れを惜しむように貪った。
ある日、田舎町の役場で働く浄土恭平は、同僚で幼馴染みの畠山ちひろに《職場では言えない話し》と言われ呼び出された。待ち合わせの場所へ行けば、彼女は行き先も述べず、そそくさと目的地へ向かう。 着いたのはラブホテル。 ちひろの言葉に恭平は驚く。彼女は処女で、白馬の王子様が現れるのを待ちここまで生きて来たが、気付けばもうすぐ三十路で…。そこで害のなさそうな彼を相手に、ロスト・ヴァージンしたいと言った
日前。新人漫画家・小崎愛は、体験者に取材し、エロ漫画にする雑誌『漫画・本当にあったエロい話』の編集者・森田に呼び出され、依頼を受ける。 初めてのエロ画を走り描くも、仕上がりはイマイチ…彼女はまだ処女だった。毎日のように耳に届く隣室のカップルの喘ぎ声…。秘所に手を伸ばし、写真立てに入れ飾ってある、敬愛する伊集院との妄想オナニーに浸る愛…。 森田の紹介で喫茶店に姿を現したのは、AV監督・春山タモツ。彼は淫乱な妻・カオリに恋をしてしまった苦悩を語り始める。 ●極上の爽快感! そう、快感!! ●ヤッてやってヤリまくれ!
不動産業に従事する江口は、その日、中古物件の家を三十代の男性客の要望で内見の付き添いに訪れた。男は、トイレ・風呂場・押し入れ等を順番に見て回り、江口はそれに合わせ、時折、物件の説明を挟みながら着いて歩いた。 やがてその男の姿が消えると、不思議な現象が起き始めた。冷や汗を流しながら尚も男を探すうち、彼はとうとうこの世の者とは思えぬモノと遭遇する。真っ白な顔で片側が裂けた髪の長い女が、こちらを見つめ不気味に呻き始めた…。●あなたの女になってあげる… ●終わらない快楽の連鎖反応
LINE画面にハルナからのメッセージが届く。 『あたしはドグサレンダーによって汚されたドクダミビーナスなの。こうなったらバンクドーン計画を実行に移すしかない』 ある待ち合わせの場所へ、ルイがやって来た。ところが、早々に探偵・真島がルイを見つけ、依頼主であるルイの両親の元へ返そうとする。ピコピコハンマーを取り出して抵抗するルイだったが、揉み合う二人の傍にひとりの男が頭から血を流し、ふらふらとやって来た。その男・河田は、ネットを通じルイと待ち合わせをし、『フラワー戦士シノビーナス』の幻の最終回が収まった激レアDVDを彼女に受け渡す約束をしていた。 ●オッパイは最○の武器なのだ! ●おカラダ使って探すぜお宝! おマタは汗でびっちょびちょ