伊豆高原駅。大学院生・武石和生が出て来る。母親の四十九日が終わり、冬休みを別荘で過ごす予定なのだ。別荘番の山田武・小川佳代が玄関先で和生を暖かく迎える。夜。散歩に出かけた和生。散歩から戻って来ると、まだ灯りが付いた部屋があることに気がつく。部屋を覗くと、佳代と武が愛し合っている。童貞である和生の度肝を抜くには十分な光景だ。すると、小さな羽虫が和生の鼻の穴に、飛び込み途方もないくしゃみをする和生。途端に、中の灯りがふっと消え、何も音もしなくなる。部屋に戻り、悶々とする和生。
近未来の街並み。 ロボットやAIを駆使し、人間が王様のような生活をする時代の話し。 『お見合いシェアハウス』というイベント目的に、足取り軽くやって来た八雲花恋。令和クラシックの一軒家の中には、スーツ姿の男・桐島平太の姿があった。 ホログラムで現れたイベントの主催者・草壁冴子は、人工知能が単純労働を代行する世界に真実の愛があるのか…そんな疑問から企画したと述べる。 花恋のイベント参加理由 ―― それは他にもあった。 ●あなたはわたしの虜にな~る~ ●濡れそぼるカレンなつぼみ
喫茶店。恋人と別れ話の最中のミユキ。浮気相手を本気で好きになってしまったという恋人の話を、上の空で聞いている。カウンター席にふと目を遣るミユキ。中年カップルの男が女の口の中をスプーンでかき混ぜている。次第に行為がエスカレートし、人目を憚らずに喘ぎ声をあげる女。ミユキ、その様子を見てクスッと笑う。 ●おっさんとわたしの出会いは運命だった ●最後の一滴まで搾り取ってあげる
保険会社員・江口輝久の妻・春美は、平穏な日々を過ごしていた。会社での評価も高い夫は近々、課長代理へ昇進の話もあり、彼女には未来が明るく見えた。 幸せを噛み締めながら輝久とセックスするが、ふと悲惨な事件で命を落とした、かつての恋人・日夏優の顔が脳裏をよぎるのを止めることが出来ないでいる。 朝、ゴミ捨て場を訪れた晴美は、最近引っ越して来たばかりの日夏亜子に、ゴミの分別の怠りを注意する。亜子は言葉では謝ったが、晴美の後ろ姿を眼光鋭く睨みつけた。 ○○養護施設で共に育った友人・浅井奏と買い物の後にお茶をした春美が帰る頃には、外は暗くなっていた。その帰宅途中、彼女は優にそっくりの男・日夏烈に出会う。烈は唐突に春美の唇を奪い、去っていった。
業務上横領罪で全国指名手配中の男・永浦道哉は、広瀬という偽名を用いて工場勤務を始めた。永浦は以前勤めていた会社の金を横領し、同僚の水谷沙希に貢いでいた。が、実は沙希は永浦の部下・杉田と肉体関係を持っていた。永浦はカモにされていたのだ。回想。とあるホテル。沙希と杉田が愛し合っている。突然、永浦が包丁を持って突入。包丁を構え、杉田に突進する永浦――。 現在。工場の従業員たちが利用する送迎バスの駐車場があるコンビニ。ある夜、そこに勤める女・高梨玲子が自転車に乗っていると、怒声が聞こえて来る。工場をクビになった男が逆恨みで永浦をリンチしていたのだ。咄嗟に機転を利かせた玲子、警察を呼ぶふりをする。慌てて逃げていく男。玲子、永浦を彼の自宅まで連れていく。 ●狂おしいほど、乱れたい… ●おとなしい女だったが、 肌も白く、乳房も大きく…
宇宙空間から、何かが地球へ向かってくる。 アイドルファンの青年・野々村タダシ。ある日、タダシの住むタワーマンションに暗黒寺拳とミツコ夫婦が引っ越してくる。タダシは、好きなアイドル=ミシェルと同じ顔をしている彼女に驚く。 その夜。寝室で暗黒寺の激しい愛撫に喘ぎ声を漏らすミツコ。それとほぼ同時刻、壁のポスターに貼られたミシェルに思いを馳せ、オナニーするタダシがいた。 思い思いの夜を過ごす中、突如、天空から激しい轟音を立てながら閃光が落ち、タワマンは光に包まれ、驚く住人達。 停電の影響を受け、地下室へと理事長が確認に訪れると、そこには異形のモノが存在していた。響く悲鳴…。 翌日。マンション近くで爆乳(ちち)の谷間を露わにし、セクシーな服を着た氷川冴子が歩いて来る。エアロビ教室を開くのだとチラシをばら撒いていたのだ。●恥丘が危ない! ●淫乱光線発射!
飯塚みのるは死んだ ――。 しかし、何故か意識があり、戸惑いと驚きが隠せない。 体は動かず五感もない…だが、耳だけは聞こえる。同居していた息子夫婦の声により、今が通夜と知り、我ながら情けない死に方をしたと呆れが襲う。 そして腹立たしい事に、酒好きの息子の声がえらくバカで、父親が死んだというのにハメを外している事だ。仮にも通夜くらいはしんみりとせんかい!な気分である。そう怒鳴りつけてやりたいが、それも叶わず、呆れるみのるの元に、息子の嫁・麻耶がやってきた。 彼女はよく出来た嫁で、息子には勿体ないと常々思っていた。それは性的な意味も含めてである…。 ●さみしい人妻の恥ずかしい秘密… ●アナタ、なんでイッてしまったの!?
め合う大学生・菅原正樹と、年上のライター・原田祐里香。ドア横の小窓から、愛欲に耽る2人を覗く部屋の住人・滝沢海斗。彼は祐里香に好意を抱いていた。3人に加え、超常現象に関心を持つ石橋悠介の4名は、微妙な力関係で結ばれ、青春時代を過ごしていた。 このアパートを探した正樹は、安すぎる部屋には絶対何かあるものだと茶化し、夕方には祐里香と帰った。夜になると悠介が、片付けは済んだかと電話をかけてきた。彼もまた事故物件がどうのと言出すが、彼は正樹とは違い、純粋に海斗を心配しての事だ。 ●巨乳が多くてエロ良い会社! ●セクハラ課長の大好物、 むっちり社員がやってきた!
彩加と二人で暮らし。ある日、事務所に一通の手紙が届く。差出人は大学時代の同級生・杉山大輝。長らく連絡のなかった友人だった。 大学時代、落とし物を切欠に同じ大学の友人となった蓮と大輝。二人は同じく同級生の彩加を、どちらが先に落とすか賭けを行う。その際、大輝は『紳士協定』を結ぼうと提案。アタックするのは自由だが、必ず相手に申告し、フェアに戦うという事だった。女はみんな、顔で笑ってお股で泣いて…誰にも言えないあやまち、 知られたらたちまち壊れてしまいそうで…
宇宙の彼方、第四惑星。地球とそっくりなその星では、人間とロボットが共存していた。しかし宇宙人の侵略により、を開始し、もともと人類の性処理の為に開発されたアンドロイド=セクサロイドが一斉に蜂起し、宇宙人と戦っていた。 セクサロイドを修繕する『ロボット病院』に配属された新人ナース・さくらが施設に向かう道中、上空からパラシュートが落ちて来た。這い出て来たのは、手負いのセクサロイド・カルロス。すると突然、やらせてくれと、さくらに襲い掛かるも、彼女に蹴り飛ばされ意識を失う。 セクサロイドの彼らの特徴は、女性との性行為で一時的に体力を回復する仕様である。さくらは彼を支え、病院代わりの洋館へ連れていく。病棟には寿命が目前に迫ったセクサロイド達が横たわり、女を求めて喘いでいる 涙を拭いて、潮を吹く… ●セックスは戦争だ!
夜。娼婦マリは、道行く男らを勧誘する。優しい笑顔を向けたり、挑発的に体をアピールしてみたり…。しかし、思うように引っ掛かってくれる相手はいなかった。獲物に逃げられムシャクシャする彼女の元に、白塗りのサンドイッチマン風の男が近寄り、風船を手渡し去っていった。 風船と共に歩くマリ。すると今度は、《反ダッチワイフのアンドロイド化》の署名運動をする者に用紙を差し出される。マリは思わず受け取ったペンで、「バカ」と、風船に大きく書き、宙に飛ばした
【マッドフォクシーズ】が牛耳る街・《ファムシティ》。この街のみならず、どこもかしこもが女上位の土地となっていた。そんな街に、自分を《処刑人》だと名乗る男・後藤が現れ、道端に寝転んでいた田村から酒と引き替えに彼女達の情報を得る。男の尊厳を取り戻そうとしていた彼だが、情報を得た直後、背後から現れたメンバー(キャンディ・コング・サイコ・ナナ・アリア)に打ちのめされた。●しゃぶる! 脱ぐ!! またがる!!! ●この女、要注意人物 さわると昇天する可能性あり
頃。アパート住まいの新婚間もない鴨田千景と夫・龍平は、食事の事で些細な口論となるが、夜になればセックスで仲直り。二人はそれぞれ、新元号への思いに馳せる。 龍平は、元号発表の瞬間に発射しようと躍起になり、そんな○○じみた龍平に呆れつつ、千景はこれから始まる平成に向け、平穏ながらも幸せな未来を思い描いた。 二人が仲睦まじく体を重ねる度、隣人のフリーター・戸沢正太はいつも悶々としていた。童貞の彼は、如何にして《脱・童貞》するかで頭がいっぱい。脳内で振り返る彼の過去は、あれこれと言い訳をつけてみても、結局は自分が女性に対して肝っ玉が据わっていないのが原因だ。●今も昔もキモチイイ ●いんらん自慢、大盛りツユダク
ある日、田舎町の役場で働く浄土恭平は、同僚で幼馴染みの畠山ちひろに《職場では言えない話し》と言われ呼び出された。待ち合わせの場所へ行けば、彼女は行き先も述べず、そそくさと目的地へ向かう。 着いたのはラブホテル。 ちひろの言葉に恭平は驚く。彼女は処女で、白馬の王子様が現れるのを待ちここまで生きて来たが、気付けばもうすぐ三十路で…。そこで害のなさそうな彼を相手に、ロスト・ヴァージンしたいと言った
LINE画面にハルナからのメッセージが届く。 『あたしはドグサレンダーによって汚されたドクダミビーナスなの。こうなったらバンクドーン計画を実行に移すしかない』 ある待ち合わせの場所へ、ルイがやって来た。ところが、早々に探偵・真島がルイを見つけ、依頼主であるルイの両親の元へ返そうとする。ピコピコハンマーを取り出して抵抗するルイだったが、揉み合う二人の傍にひとりの男が頭から血を流し、ふらふらとやって来た。その男・河田は、ネットを通じルイと待ち合わせをし、『フラワー戦士シノビーナス』の幻の最終回が収まった激レアDVDを彼女に受け渡す約束をしていた。 ●オッパイは最○の武器なのだ! ●おカラダ使って探すぜお宝! おマタは汗でびっちょびちょ
夜、バンドマン・広夢と今カノ・チカが寄り添い歩いている。そんな二人の前に、元カノ・いつかがバットを持って現れる。いつかは足早に近付き、広夢を襲撃したが、護身用としてスタンガンを所持していたチカに返り討ちされ、その場で倒れる。二人が立ち去った後、その一部始終を目撃していた買い物帰りの佐知子が声を掛けた。 スナックを営む片桐真一と佐知子。佐知子がいつかを店に連れ帰り、介抱する。襲撃した経緯を親身になって聞く佐知子は元教師であった。またいつでも店に顔を出すように言い残し、車で送って行くと、いつかは友達・ひなの家に居候している事を知る。
医大生の弘樹が机にかじりついて勉○している側で、千春は派遣採用の通知電話を今か今かと待っていた。千春にはある「悪い癖」のせいで過去29回の転職経験がある。見事30回目の転職採用通知があり、弘樹と喜び合う千春。 千春の派遣先はアダルトグッズを扱う通販会社の支社だ。経理課にはセクハラ課長の中村と先輩社員の直哉、そして千春しかいない。千春はある悪い癖を抑え込み、長くここで働き続けられるように、と自分に言い聞かせる。 ところが、中村は早速千春に、新商品のバイブのモニターを眼の前でするよう頼み、どさくさに尻や胸を触る。そこへ直哉が止めに入る。笑みを浮かべ仕事に戻る直哉の顔を盗み見る千春に、さっそく悪い癖の徴候が…。 応接室に呼び出された千春は秘書課のお局OL・江里にしごかれる。お辞儀の角度が甘いと、千春の尻を叩く江里。そして腹パンもお見舞いする。お腹を抑えて戻ってきた千春の様子を見て、中村は薄く笑う。直哉は心配して千春を覗き込むが、避けるように千春はパソコンに目を戻した。
深夜オフィスの休憩コーナー。水槽の気泡に揺れる水藻。その向こうから、眼鏡女子・谷静香の歪曲した顔が。彼女は水槽に手を入れ、内側でへばりついているタニシを立て続けに呑み、やがて昏倒する。 その後、発見された彼女は救急搬送され別状はなかったものの、社内では彼女の噂で持ちきりだった。眼鏡にダサ服、そしてタニシを丸飲みした女…。 病院から帰宅すると、妹・美月と彼氏のター君、そして母親・繁子が仲良く酒を飲んでいた。そんな家庭なのだ。母と妹は明るく、静香は家でも馬鹿にされがちだ。 彼女が小学生の頃に両親が離婚し、母親の旧姓『谷』に名字が変わり、自分の殻に引きこもりがちになった。そして、『谷静香』を『タニシ』と略されるようになったのもその頃からだった。
砥部光和と不倫関係にある。雄一が東京に戻ることになり、鈴と砥部は口論に。思い詰めた砥部は鈴の腕を掴み路上へ飛び出す。鈴は負傷しながらも砥部の腕をなんとか振りほどく。ダンプカーが砥部の眼前に迫り――。 雄一は、すぐに鈴が運び込まれた病院へ駆け込むが、先に来ていた常務・水木に事の顛末を聞き、信じられなかった。その後、喪服を纏った砥部の妻・まなみと、娘・茜の姿を見つけ、声を掛けると、茜は「妻を寝取られた夫と、夫を寝取られた妻と、その娘。最悪だわ。かっこ悪すぎ」と吐き捨てる。 ●彼女はとびきりイヤラシイ声で鳴く ●妻が消えた、彼女は不倫していた…
郊外の一軒家・佐藤家。マリカと夫・那津男は結婚4年目の夫婦。まだ○○はいない。でもマリカはそろそろ欲しいと考えている。市役所の観光課に勤める夫は毎日定時に帰宅すると自宅で夕食と風呂を済ませ、寝室でマリカとセックスした。子作りを目的とした那津男とのセックスは事務的で味気ないものだった。 翌朝。那津男の朝食は毎日決まっていた。魚肉ソーセージを辛子マヨネーズで和えたキャベツと一緒にパンに挟んだホットドッグだ。朝食を済ませると、那津男はビジネスバッグを手に立ち上がった。マリカは玄関に向かう那津男を引き止めると激しくベロキスした。興奮した二人の荒い息遣い。マリカが那津男のチャックを下ろすと、中からペニスの形をした魚肉ソーセージが勢い良く飛び出した。マリカは跪くとそれを嬉しそうにしゃぶった…。●濡れてしたたる女たち スキモノだらけ! ●ここはどこ? 私は誰? 股間のうずきだけが真実
高台。夕陽に向かって「男なんて嫌い!」と叫ぶ女の姿。彼女の名前は三池奈央。肉体関係を持つルームメイト・立川千里が男性と結婚することになったのだ。男のどこがいいのと不満顔の奈央に対し、受け入れたくないだけのはずで、本当の自分を見つめ勇気を出すようにと真剣な表情で話す千里。 結婚式当日。奈央は以前、『近所のやさしいお兄ちゃん』と呼び慕っていた須藤克己と偶然再会する。須藤が全寮制の高校に進学する際に、奈央はお守りの鈴と四葉のクローバーをプレゼントしていたが、なんと須藤は今でもまだ大切に財布にくくりつけていた。今度の日曜、同時刻にまた会いたいと須藤に誘われる奈央。●オトコなんて大っ嫌い! でも気持ちイイことは大好き~♡ ●素直になったらエッチになった!
風俗店事務所にかかって来る電話。客に愛想良く対応する店長・赤城。別室ではエロライターの三留綾が、店に在籍する嬢・紀香にインタビューしていた。 会社員・大塚肇と同棲中の彼女は、今夜も夕飯の支度に追われる。帰宅した肇と共に他愛のない会話をしながら食事する。その後、甘えてくる肇に抵抗を感じながらも応じようとするが、彼は急に飽きたように一人で夜の街へと飲みに出て行ってしまう。 決して仲が悪い訳ではないが、最近は彼との心の距離感に擦れ違いが増え、綾はどこか満たされない想いでいた。●ヤられたら、ヤりかえす ●ムラッときたら止められない
た。今夜、里奈との逢瀬で彼が渡した指輪は、里奈よりも付き合いの長い愛美がはめているものと同じだった。 二人が乱れている頃、愛美は応答しない安住へ電話をかけ続けていた…。 妻に先立たれ、息子夫婦と暮らす会社員・前川修。定年退職を迎えた彼は、二人に迷惑をかけまいと、ボランティア、もしくは何かしらの仕事を探していた。 役所の掲示板で、先日も見かけたプラタナスの水彩画ポスターが目に入る。絵の家庭教師の生徒募集はまだ空きがあるようで、考え込む修。しかしそれはどうやら期間切れのポスターだったらしく、職員が回収の為やって来たが、修はそれを慌てて止めた。 ●わたしのすべてを観て、 さわって、愛して… ●愛液をたっぷり吸い取った絵筆は、 固く艶めいた
親から引き継いだ病院で、院長を務める柳沢凛子。かつて天才医師と呼ばれた父・諭吉だが、凛子は彼が狂っていたと認識している。 内科医だった父は、診療室に分娩台を設置し、若い学生達を対象に、診察と称しては生きたままの臨床体験をさせるという実験を繰り返していた。やがて彼は医学界を追われた失踪した。●大事なところが真っ赤に腫れたら、 いつでも来てください。●ちょっと気持ちよくなりますよ 我慢しないでくださいね。
妻子持ちの中年男・長崎を相手に、演技で感じているフリをするナナ。中年らしいねちっこい愛撫に、冷めた心でありながらも、若いのナナの体は反応していた…。 女優を目指すナナは芽が出ず、業界にコネがありそうな人物に出会う度に男女問わず抱かれ、仕事のツテを探っている。わずかな望みだが、まだ夢を諦めてはいない。 町中を歩くナナに声を掛ける長崎。彼女にそっけない態度を取られるが、近場のカフェまで誘導する事が出来た彼は、ナナと寄りを戻したいと願い出る。だがナナには、既に次のターゲットとなるカメラマンがいる。妻と別れるとまで言われたが、興味が無いの一点張りで通す。中年にも関わらず随分と下手に出たものの、邪険に扱われ、挙げ句に他の男に奪われるなど長崎には許せず、背後から彼女の頭を殴りつけた。●スターを目指して、 もろ肌脱ぎたい女たち●どいつもこいつも愛欲まみれ
リカは幼い頃両親が離婚し、今はアル中の母親・順子と二人暮らし。男運の悪い順子の荒んだ生活を見てきたリカは、男女関係に夢を抱くことができず、専らネットのSNSを使い、不特定の男とモニター越しでエロチャットをするのが日常だった。ある日リカはチャット中の男・アキラにオナニー行為を促され、画面に向かい悶え始める。絶頂に達する瞬間、画面の向こうに複数の男たちが見ている事に気付き、リカは怒ってチャットをやめる。 だがそれは、彼女の生まれつきの霊感によるもので、この日も《見えてしまった》のだ。そんな現象は、いつも性的な絶頂を迎える時と決まっていた。 ●見られて、絶頂寸前! ●あなたのイヤラシイ妄想 すべてお見通しよ
いつもと同じ朝―― 独りで寝ていたダブルベッドから起床した典子。夫の明夫とは3年セックスレスだ。 典子の母・春江は娘とは対照的。恋人の森川とアツアツだ。夫と性の不一致で別れた後、彼女は恋愛を自由に楽しんでいる。 気ままな春江に手作りジャムを届けた後、典子はどこか虚しそうな顔をして通りを歩く。すると、通りかかった開店前のバー・アモーレの店内で、理恵と愛人・楠田が熱いキスを交わしているのを目撃してしまう。驚いた典子は逃げるように通り過ぎた。 ある日、ヨガ教室で知り合った理恵に誘われアモーレにやって来た典子。理恵の相手・楠田も奥さんとは十年以上セックスレスだと聞き、明夫も外で他の女を求めているのかもしれない、と、典子は不安になる。人間も生き物だから新鮮なものに惹かれる、と話しながら理恵はパイナップルを切る。それを眺めながら、典子は、まるで自分は缶詰のパイナップルだ、と感じてしまう。 ●似たもの不倫私だってヤッてやるから ●大事な秘密はわたしの中に吐き出して…
武男は生真面目で無口な男である。妻・明美が上司の部長・鮫島と不倫を続けているのを知っているが、明美にも鮫島にも、何も言えずそ知らぬふりをして毎日を過ごしている。娘・美由紀も、武男の実の娘ではない。武男はその秘密も知りながら大切に育ててきた。そんな武男をあざ笑いながら、淫乱な明美は今日も鮫島を自宅に呼んでよがりまくる。 明美との情事の後、職場に戻ってきた鮫島はいつものように武男を使い走りにする。その様子を見ていたOLの裕子は、鮫島のいないところで武男に声をかけ、自分が代わりに行くと申し出る。裕子は、入社の際に武男が○く裕子を勧めてくれたのを恩義に感じていた。 ぐちゃぐちゃになったケーキの箱と鞄を持ち、顔中に返り血を浴びた武男が、フラフラと赤信号の横断歩道を渡ろうとしていた――と、そこに車が走りこんできた。血相を変えた運転手が、瀕死の状態で倒れた武男に駆け寄ってくる…。 ●Oh!モーレツさわり放題、舐め放題! ●女のパンツは男のロマン!!
冴子は悪夢を見ていた。一人の女を○める冴子。レズビアンの変態セックス。やがて、冴子はその女の首に鎖を巻きつけ、絞め殺す…。 冴子は、真一と名乗る夫と暮らしている。しかし冴子にはそれが夫かどうかすらわからない。記憶がないのだ。ただ、周りの写真は二人が夫婦であることを証明していたので信じるしかなかった。 優しく真一は悦子を抱く。悦子もそれにこたえる。ごく普通のノーマルなセックス。しかし、その2人のセックスを一台のカメラが撮っていた。 ●しのび寄る… 下半身もすすり泣き… ●怯える女は美しい
【メス豚養豚場】という名のデブ専デリヘル事務所・兼、待機室。テレビでは、本物の養豚場で育てられた豚達の悲しい行く末を追ったドキュメンタリー番組が流れている。 デリヘル嬢達がダラダラと過ごしながら待機していると、店長・道田に指名が入ったと言われる萌。以前にも接客した事のあったその客とのプレイが嫌だと駄々をこねていたが、やがて出掛けて行った。少しばかり気性の荒い萌と違い、どこかおっとりとし、穏やかな気質のマリエは、痩せさせない為に設置してある食べ放題の豚まんを頬張り、涙を流しなら番組を見ていた。道田はその光景を彼女に指名が来ないせいだと勘違いしたが…その後、マリエにも指名が入り、安心する。 ●マリエ、美味しく育ってます♡ ●オモイを受け止めて!!